メニュー
閉じる

アメリカでは理学療法士が鍼灸を行っている?

アメリカでは理学療法士も鍼施術を行っている

日本では鍼灸師(厳密にいえばはり師)と医師のみが鍼施術を行うことができますので、理学療法士は鍼施術を行うことができません。しかし、アメリカの多くの州では西洋医学に基づく鍼施術(ドライニードル)は理学療法士が行うことができるとされています。

中国伝統医学に基づく鍼施術である鍼灸『鍼灸(Acupuncture)』と区別するために、アメリカ理学療法士学会(APTA)はこの理学療法士による西洋医学に基づく鍼施術のことを『ドライニードル(Dry Needle)』と呼んでいます。

日本国内では懐疑的に見られている方が多い鍼灸ですが、本当に効果がなければアメリカ理学療法士学会が鍼施術を導入する訳がありません。実際にドライニードルによって筋肉などの硬結が取れることで「疼痛の緩和、可動域の拡大」などが鍼灸院などでも見られます。

ドライニードル(Dry Needle)ってなんだろう

ドライニードルとは「西洋医学の神経解剖学や筋骨格系、神経系の現代科学の研究成果に基づいて行われる鍼施術のこと」です。また、薬液を注入する鍼(西洋医学的注射)を『ウェットニードル(Wet Needle)』と言うことから、薬液を注入しない鍼(西洋医学的鍼施術)を『ドライニードル(Dry Needle)』と呼んでいます。

局所単収縮反応(LTR)ってなんだろう

局所単収縮反応(LTR)は「鍼施術を行ったときに、鍼先が硬結などに当たると誘発される筋肉が一過性にビクッと動く反応のこと」です。この反応が起こると局所循環や異常筋収縮が改善されて、「疼痛の緩和、可動域の拡大」などが起こります。

局所単収縮反応(LTR)

画像診断では何もなかったが関節の可動域制限がある、スポーツのやりすぎで慢性痛がある場合では、よく局所単収縮反応が見られる印象があります。マッサージやリハビリテーションで改善が見られない場合など、アメリカのように一度ドライニードルを試していることをお勧めします。